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マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター : ミニ英和和英辞書
マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター[-ばーさす-]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ローズ : [ろーず]
 【名詞】 1. rose 2. (n) rose

マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター : ウィキペディア日本語版
マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター[-ばーさす-]

マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』(-バーサス-)(''MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER'')は1997年カプコンアーケードで稼動した対戦型格闘ゲーム。本項目においてはゲームのタイトル、および当時の記述にならいMARVELの表記をマーヴルに統一する。略称は『マヴスト』など。
1998年10月22日に4メガ拡張RAM専用ソフトとしてセガサターン版が発売され、また1999年2月25日には対戦中の交代がないなどのアレンジを加えた『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター EXエディション』としてプレイステーション版が発売された。
== システム ==
前作『X-MEN VS. STREET FIGHTER』同様の2対2のチーム戦。戦闘は基本は1対1で、好きなタイミングで交代可能のタッグマッチ形式で行われる。スーパージャンプやエリアルレイヴなど、基本のアクションについても概ね前作同様である。
通常、4本の体力ゲージと2本のハイパーコンボゲージが画面には表示され、体力ゲージは各キャラクターごとに1本ずつ、ハイパーコンボゲージはチームごとに2人で1本を共有しており、3レベルまで溜められるシステムになっている。
今作からチームの1人を倒すと、その場でキャラクターが消えるため、ゲーム展開がよりスピーディーになった。次作以降もこの演出が引き継がれ、スタンダードになっている。
; 気絶ゲージ
: 本作では『ストリートファイターIII』シリーズにあった「気絶(スタン)ゲージ」が採用されている。画面中央のタイマー表示を囲っている枠がそれである。一定のダメージを受け続けると、徐々に下から枠が点滅して埋まっていき、これがいっぱいになると気絶状態になる。なお、この「スタンゲージ」の存在は特にピックアップされておらず、雑誌や攻略本はおろか、取扱説明書にも記載されていない(一部のゲーム雑誌に小さく紹介された程度である)。
: 『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』や『マーヴル・スーパーヒーローズ』にもこれに近いシステムが採用されている。本作でいうゲージではなく、体力ゲージ横の使用キャラクターの顔パネルが通常では「青」だが、一定のダメージを受け続けると「黄」(表情が少し変化する)に変わり、さらに「赤」(表情がさらに変化)に変わる。この状態でさらにダメージを受けると、気絶状態になる。
; 体力面のシステム
: 前作と同様で、以下のようなルールからなる。
:
* 体力ゲージは現在の体力量を表す黄色のゲージと、体力の回復上限を表す赤のゲージからなる(これは同じ形かつ大きさのものがぴったりと重なって表示されているため、奥側の赤ゲージは開始時点では見えない)。
:
* 攻撃を受けて体力が減る際は両方のゲージが短くなっていくが、常に赤ゲージの方が減り方が緩やかである。また、必殺技を防御した際のいわゆる「削りダメージ」が発生するのは黄ゲージのみで、赤ゲージが減ることはない。
:
* 赤ゲージの残量に関わらず、黄ゲージが尽きてしまえばキャラクターはKOされてしまう(1人をKOされれば交代を含む後述の「ヴァリアブル〜」と名のつく行動は全てできなくなり、そのまま2人目をKOされればそれで敗北となる)。
:
* 戦闘を離脱して休息中のキャラクターの黄ゲージは、時間の経過によって赤ゲージと同じ長さまでを上限に徐々に回復していく(赤ゲージは休息では変動しない)。
:
* 休息中のキャラクターが再度交代して戦闘に復帰する際、赤ゲージはその時点での黄ゲージの残量に合わせ、切り捨てられる(つまり、キープされていた回復幅がゼロになってしまう)。
; パートナーを呼び出す行動
: 本作では以下の4種類である。そのうち3種類が交代を含んでいる。
:; ヴァリアブルアタック
:: 通常の交代。休息中のパートナーが飛び蹴りなどの体勢で、画面に飛び込んでくる。食らうと、無条件で追い撃ち可能な吹き飛び状態となる。前作にあったものと同じ。
:; ヴァリアブルカウンター
:: 敵の攻撃をガードしている最中、ハイパーコンボゲージを1レベル分だけ消費してパートナーを呼び、援護攻撃をしてもらった後に交代する。技にもよるが、基本的に画面の端まで吹き飛ばされる状態となる。前作にあったものと同じ。
:; ヴァリアブルコンビネーション
:: ハイパーコンボゲージを2レベル分消費してパートナーを呼び、2人同時のハイパーコンボで敵を攻撃した後に交代する。前作にあったものと同じだが、本作から専用のカットイン演出が挿入され、発動時にはキャラクターが声を発する(一部のキャラクターには専用ボイスもある)。
:: これでフィニッシュすると、ハイパーコンボの技名が組み合わされるようになっている。例として、リュウとサイクロップスで組んでリュウから発動した場合は「真空・オプティックブラスト(真空波動拳+メガ・オプティックブラスト)」となる。逆の場合は「メガ・オプティック-波動拳」となる。また、リュウとケンのみ「ダブル・真空波動拳」と表示される。なお、表記は全てアルファベットである。
:; ヴァリアブルアシスト
:: 今作で新しく加わった行動。パートナーを呼び出し、援護攻撃をしてもらう。攻撃後、交代はせずにパートナーはそのまま下がっていく。
:: ヴァリアブルアシストで呼び出されたキャラクターは無敵ではないので、敵の攻撃を受けてしまうことがあり、2人同時にKOされる場合も起こり得る。
本作では対戦前にキャラクターの先発・後発を交換できるシステムが裏技として設けられている。やり方は対戦開始直前のデモでキックボタンを2つ以上押すというもの。
今作ではハイパーコンボでフィニッシュを決めた場合、カナダ人の男性ナレーションボイスで技の名前がコールされる。ただし全てのハイパーコンボに対してボイスがあるわけではなく、隠しキャラクターやメカ豪鬼のハイパーコンボ、ダンの「漢道」などは一括で「Hyper Combo Finish!!」というナレーションになっている。次作『MARVEL VS. CAPCOM』では、全ハイパーコンボが女性ナレーションボイスによる「Hyper Combo Finish!!」に統一された。
前作には無かった隠しキャラクターが乱入してくるシステムが設けられた。メカザンギエフ、日焼けしたさくら、シャドウが該当(パートナーとなるキャラクターはメカザンギエフとシャドウがベガ、日焼けしたさくらが豪鬼)。乱入条件は5ステージまでのハイパーコンボ、ヴァリアブルコンビネーションによるフィニッシュの回数などによって決まり、1ステージでもノーマルフィニッシュすると乱入してこない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター」の詳細全文を読む




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